歯並びがいい人悪い人??
- 2024年4月10日
- ブログ
歯並びが悪くなりやすくなっていることについて。
まず、形態の変化について。
歯は栄養状態で歯の大きさが変化してきたという。日本人の歯の大きさに関する研究で、第二次世界大戦以降歯の大きさが増大傾向にあり、現代まで続いているそうです。頭蓋骨の変化でいうと、短顔型から長顔型に。
機能の変化について。
縄文人も弥生人も歯並びが良く、側頭筋や咬筋が発達し現代人よりも遙かに硬い食べ物を食べてよく噛んでいたそうです。弥生時代の1食の咀嚼回数3990回から現代ではわずか1/6の620回にまで減少しています。
よく噛むことで顎は発達します。古来の人たちより歯は大きいので、よく噛まないと歯並びがガタガタになりやすいのです。
〈前歯も使ってよく噛む〉
少しでも華奢な顎から頑丈な顎へ、そしてすべての永久歯がしっかり並びきる土台作りを目指して食生活を見直してみましょう。
みなさんは今日何を食べましたか?一口何回噛んでから飲み込んでいますか?
30回噛みましょうってよく聞きますが、菓子パンや麺類など柔らかい食べ物だと30回も噛む必要がないので噛めないんです。
噛む回数が多い食べ物についてはそのうち紹介したいと思います。