指しゃぶりの影響
- 2026年10月19日
- ブログ
4.5歳すぎまで継続した指しゃぶりは、不正咬合だけでなく前歯で噛めない、うまくのみ込めない、不明瞭な発音をする、口を開けて呼吸するなど口腔機能への影響が生じてきます。
【指しゃぶりの影響】
⒈歯列、咬合への影響-開咬、上顎前突、V字型歯列、交叉歯列
⒉口元と側貌への影響-口元の突出、口唇閉鎖不全
⒊機能面への影響-開咬症状のため、前歯で噛めない、異常な嚥下、不明瞭な発音、口唇閉鎖不全による口呼吸
⒋心理面への影響-恥ずかしさ、劣等感
⒌皮膚への影響-指だこ、指のふやけ、口唇の乾燥
指しゃぶりによる影響は、骨の硬さ、筋肉の強さ、遺伝的要因などに加えてしゃぶる指の種類や頻度、持続時間、吸引の強さなどによって個人差が生じます。
指しゃぶりをする子どものすべてが不正咬合になるわけではありませんが、指しゃぶりが長時間続くほど歯列や咬合への影響は大きくなります。
指しゃぶりが長期化すると、指によって舌が下方に抑えられ、低位舌などの問題が起きます。指しゃぶりは開咬や上顎前突などの不正咬合だけでなく、親も気づかないうちに、二次的に咀嚼、嚥下、発音、呼吸などの口腔機能にも影響を与えることを知っておくことが必要です!
参考文献:百瀬卓雄 2021年7月15日 MFT入門-初歩から学ぶ口腔機能療法 わかば出版株式会社 P9-10